案件のブラックボックス化を解消し、新しい評価システムの構築に活用

案件のブラックボックス化を解消し、新しい評価システムの構築に活用

株式会社リアライブ
従業員規模:10~100名

貴社ビジネスについて教えてください。
私たちは「入社3年後のミスマッチをなくす」ことをミッションに、新卒採用をおこなう企業向けにコンサルティングサービスを提供しています。対面型の採用イベントの企画・運営を通じ、採用プレゼンから母集団形成までをサポートしており、人材確保に課題を抱える企業に最適なサービスです。また、ダイレクトリクルーティングやATS等の代理販売も行っております。

導入背景を教えてください。業務上どのような課題があったのでしょうか?
当時の課題は、初回商談後の案件のブラックボックス化です。商談時にお客様の反応が良くても、その後のフォローがうまく続かず、温度感がつかみにくい状況がありました。これは、資料の開封状況や営業担当の感覚に頼るしかなく、定量的なデータに基づいた分析が難しかったためです。そのため、お客様の詳細な行動データを取得できるツールが必要でした。

課題解決の為のソリューションとしてGRiXを検討した理由はなんですか?
GRiXを選んだのは、分析に必要な詳細なデータを収集できる点に魅力を感じたからです。当初、CRMにMA機能がそなわっていたものの、資料のどのページが閲覧されているかまでは把握できず、顧客データを取得する仕組みもありませんでした。その点、GRiXは商談前からお客様の行動データを取得でき、今後のマーケティング戦略にも活用できると判断し、導入を決めました。

導入後、課題解決はできましたか?
GRiXを導入したことで、案件のブラックボックス化が解消されました。GRiXでは、お客様が資料のどの部分を閲覧しているかまで把握でき、資料の閲覧状況がHOT、MEDIUM、COLDの3段階で評価されるため、温度感をより正確に捉えられるようになりました。また、閲覧データを分析することで、当初の予測とは異なる傾向にも気付けるようになった点も大きな成果です。

当初の課題解決以外に、GRiX導入後のポジティブな変化やメリットはありましたか?
GRiXの分析機能を活用することで、営業の評価基準を定量データに基づいて明確に設定できるようになりました。以前は営業担当の主観に頼らざるを得なかったものの、現在は分析データを活用した、精度の高い評価ができるようになったのです。営業の適切な育成や提案力をそなえた人材の見極めにも役立っており、より効率的な営業戦略の構築が実現しました。

顧客へのアプローチはどのように変わりましたか?
行動データを詳細に把握できるため、お客様へ的確なアプローチが可能になりました。資料の閲覧状況が少ないお客様には、単にフォローアップするのではなく、丁寧な説明を改めてするなど状況に応じた柔軟な対応ができています。また、商談後すぐに閲覧が確認できない場合には、メールでのフォローに切り替えることで資料が閲覧され、問い合わせにつながったケースもありました。

これらの成果は、お客様の興味度や最適なタイミングに合わせたアプローチが可能になったおかげだと考えます。GRiXで取得した行動データをもとに戦略的な対応が可能になり、お客様とより深いコミュニケーションを築けています。

GRiXの機能の中で、どういった点がより便利ですか?
GRiXは資料管理においても、非常に便利だと感じました。以前は資料が更新されるたびに新しいURLを発行して管理していましたが、GRiXではURLを変更せずに資料を随時更新できます。これにより、誤って古い資料を送付することもなくなりました。

また、今までは資料送付時にパスワードを別途送信していたことで、お客様からパスワード確認の問い合せが入ることもありました。しかし、GRiX導入後はURLのみで閲覧可能となり、お客様の資料閲覧のハードルが下がるだけでなく、管理工数の大幅な削減も実現しました

今後より活用したい機能や使い方はありますか?
資料のインデックス機能を活用し、お客様の読了率を高めたいと考えています。一部のお客様において、資料の1ページ目で離脱するケースがあるため、興味のあるページへすぐにアクセスできるよう利便性を高める予定です。また、お客様が関心を示しているページを正確に把握することで、より効果的なアプローチが可能になります。

さらに、現在分散している資料をGRiXで一元管理することで、業務の効率化と工数の最適化も図りたいと思っています。

GRiXはどのような課題をもった企業に合っていると思いますか?
GRiXは、営業効率を高めたい企業に合っていると考えます。お客様の行動をもとにアプローチの内容や手段を調整でき、フレキシブルに営業戦略を立てられます。また、定量データを活用した一貫性のある営業活動が可能になるため、営業の仕組み化を進めたい企業にも最適です。UIがシンプルで使いやすく、導入から運用までスムーズに進められる点も大きな魅力です。
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