ChatGPTとGRiXを接続する

ChatGPTからGRiXを利用するための接続方法を説明します。

GRiXとChatGPTは、MCP(Model Context Protocol)を利用して接続します。認証にはOAuthを利用し、ChatGPTからGRiXのコンテンツ情報や閲覧アクティビティなどを参照・操作できます。
設定は大きく以下の流れです。
GRiXでChatGPT用の接続情報を確認する
ChatGPTでDeveloper modeを有効にする
GRiXのMCP ServerをChatGPTに登録する
GRiXへOAuth認証する
ChatGPT上でGRiXを利用する

<事前準備>
ChatGPT側で、カスタムMCPアプリを利用できる環境が必要です。
フルMCP機能は、ChatGPT Business、Enterprise、EduのWeb版で利用できます。Enterprise / Eduでは、管理者がRBACを利用してDeveloper modeを利用できるユーザーを制御できます。ChatGPTのプランやワークスペース設定によっては、管理者によるDeveloper modeの有効化が必要です。

1. GRiXでMCPを有効にする
GRiXの設定画面から、[MCP / AIエージェント] を開きます。
[MCP利用]を[有効にする] に設定します。
続いて、AIツールとして [ChatGPT] を追加し、右側の [設定] をクリックします。

GRiXでは、接続先のAIツールごとに必要なOAuth設定を管理します。

<ChatGPTの接続情報を確認する>
ChatGPTの設定画面に表示される接続情報を確認します。
主に以下の情報をChatGPTとの接続で使用します。
MCP URL
Client OAuth ID
OAuth認証に必要な情報
Callback URL

MCP URLは、ChatGPTからGRiXへ接続する際に使用します。
例: https://api.grixsales.com/mcp
Callback URLなど、ChatGPT側で発行された値をGRiXへ登録する必要がある場合は、ChatGPTの接続設定画面に表示される値をそのまま登録してください。
Client OAuth IDなどを再発行すると、既存のChatGPT接続に影響する場合があります。接続に問題がない場合は、通常は再発行しないでください。

2. ChatGPTでDeveloper modeを有効にする
ChatGPTをWebブラウザで開きます。
ChatGPTの設定から Developer mode を有効にします。
OpenAIの現在の案内では、Developer modeはChatGPTの設定画面から有効にできます。ワークスペース環境では、管理者による許可が必要な場合があります。

<Businessの場合>
ワークスペースのAdmin / OwnerがDeveloper modeを利用できます。

<Enterprise / Eduの場合>
管理者がDeveloper modeへのアクセスを許可し、対象ユーザーが自身の設定からDeveloper modeを有効にします。

3. GRiXをChatGPTに追加する
Developer modeを有効にした状態で、ChatGPTの Plugins / Apps の管理画面を開きます。
[+]または[Create] から新しいカスタムMCP接続を作成します。
OpenAIの最新Developer向け手順では、Developer modeを有効にしたあと、Plugins画面からMCP Serverを追加します。



<MCP Serverを登録する>
新しいMCP接続の設定画面で、GRiXの情報を入力します。

名前
例: GRiX

説明
例: GRiXのコンテンツ情報や顧客の閲覧アクティビティをChatGPTから参照・操作します。

MCP Server URL
GRiXのChatGPT設定画面に表示されている [MCP URL] を入力します。
例: https://api.grixsales.com/mcp

ChatGPTは、インターネットからアクセス可能なRemote MCP Serverへ接続します。

4. OAuth認証を行う
認証方式としてOAuthを利用します。
ChatGPTがGRiX MCP Serverへ接続すると、GRiXのOAuth認証画面が表示されます。
GRiXのアカウントでログインし、接続を許可してください。
接続イメージは以下の通りです。
text
Copied!
ChatGPT
↓
OAuth認証
↓
GRiXユーザー
↓
GRiX MCP Server
↓
GRiX
ChatGPTはOAuth Authorization Code FlowとPKCEを利用してMCP Serverへ接続します。認証後は取得したアクセストークンを利用してGRiX MCPへアクセスします。



5. MCP Toolsを確認する
MCP Serverの登録後、ChatGPTがGRiXから利用可能なToolsを取得します。
ChatGPTの設定画面で [Scan Tools] などの操作が表示される場合は実行し、GRiXのToolsが正常に認識されることを確認してください。OAuthを利用する場合は、認証完了後にTool Scanが実行されます。
GRiXでは、例えば以下の操作をMCP Toolsとして提供します。
コンテンツを検索する
URLテンプレートを確認する
発行済みコンテンツURLを確認する
閲覧アクティビティを検索する
特定の閲覧アクティビティを詳しく確認する
コンテンツURLを発行・更新する
閲覧内容をもとにフォローアップメール案を生成する
書き込みを伴う操作では、内容に応じてChatGPT上で確認を求められる場合があります。OpenAIも、write / modify操作について権限や操作内容に応じて確認を行う仕組みを提供しています。

6. ChatGPTからGRiXを利用する
接続が完了すると、ChatGPTのチャットからGRiXを利用できます。
新しいチャットを開き、GRiXを利用するPlugin / Appとして選択します。
環境によっては、プロンプトで @GRiX のように指定して呼び出すこともできます。OpenAIの現在のPlugin UIでは、インストール済みPluginを選択または @ で呼び出して利用できます。

例えば、以下のように依頼できます。
今日発生したGRiXの閲覧アクティビティを確認して
株式会社○○の最近の閲覧履歴を確認して
この閲覧アクティビティについて、どの情報への関心が高そうか教えて
○○様に次に送るコンテンツをGRiXから探して
この閲覧内容をもとにフォローメールを作って
GRiX MCPは、認証されたGRiXユーザーと所属企業に基づいてアクセス可能なデータを制御します。

7. ワークスペースのメンバーに公開する
管理者が接続テストを完了したあと、必要に応じてGRiXをワークスペースのメンバーへ公開します。
ChatGPT Business / Enterprise / Eduでは、管理者・OwnerがカスタムMCPアプリを確認した上でワークスペースへ公開できます。公開後は、許可されたユーザーのApps / Plugins画面から利用できるようになります。
Enterprise / Eduでは、RBACを利用してGRiXを利用できるユーザーを制御することもできます。

<注意事項>
OAuth認証が切れた場合
ChatGPTとGRiXの接続にはOAuthを利用します。
認証の有効期限が切れた場合などは、再度GRiXへのログインが求められることがあります。
ChatGPTでは、長期間接続を維持するためにOAuth Provider側でrefresh tokenが利用できる構成が推奨されています。

Client OAuth ID等を再発行した場合
GRiX側でOAuth Client情報を再発行した場合、既存のChatGPT接続が利用できなくなる場合があります。
接続済みの場合は、原則として既存の認証情報をそのまま使用してください。
必要に応じてChatGPT側の接続を再作成してください。

GRiXのMCP URLはRemote MCP Serverです
ChatGPTはRemote MCP Serverへ接続します。
GRiXでは、以下のようなHTTPSのMCP Endpointを使用します。
https://api.grixsales.com/mcp
ローカルPC上のMCP ServerへChatGPTから直接接続する方式ではありません。

書き込み操作について
GRiX MCPには、情報を参照するRead操作だけでなく、コンテンツURLの発行・更新などのWrite操作も含まれます。
ChatGPT Business / Enterprise / EduではフルMCPがサポートされており、write / modify操作についてはChatGPT側の権限・確認設定が適用されます。

<設定の流れ>
text
Copied!
GRiX
MCPを有効化
↓
ChatGPTを追加
↓
ChatGPT設定情報を確認
↓
ChatGPT
Developer modeを有効化
↓
Plugin / Appを新規作成
↓
GRiX MCP URLを登録
↓
GRiXへOAuth認証
↓
MCP Toolsを確認
↓
GRiX Plugin / Appを作成
↓
必要に応じてワークスペースへ公開
↓
ChatGPTからGRiXを利用


<技術仕様・セキュリティ情報>
GRiX MCPの認証方式、MCP Tools、アクセス権限、テナント分離、API / Webhook仕様などの詳細については、以下の技術資料をご確認ください。

GRiX MCP / API / Webhook 連携仕様・セキュリティガイド:

主な対象:
情報システム部門
セキュリティ部門
ChatGPTワークスペース管理者
導入審査担当者
開発担当者